まずはcomfort zoneから飛び出そう、未知の世界が広がる大海を体感しにいこう。

いまどこで何をしてるのか。uncomfort zoneを味わい尽くすべくBostonに戻り、学問と向き合っている。微力ながら愛する彼へ笑顔を届けてお力添えをしつつ。今回は、日本で会える日を待ってくれている第二の我が家Starbucks中目黒山手通り店のみんなをはじめ、これからも一緒に高め合っていきたい愛する友を想って筆を執る。Love you, cuties♡

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※Tokyo/Japan: 「愛と笑顔と想いがあふれる空間」

ことの始まり。あれ、comfort zoneだ。抜け出したい。

四ヶ月間の世界一周後、一ヶ月弱帰国したタイミングでそう感じた。居心地の良い京都と東京の街、愛しい家族や友達がいる。言葉も通じる。どこに行ってもわからないことも困ることもない。懐かしいcomfort zoneだった。あ、でも、いま必要なのはここじゃない。あの愛おしくも厳しい環境にいますぐ飛んでいきたい。

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※Kyoto/Japan: 「日本を愛せる喜び」年始に過ごした、京都三大伝統旅館のひとつ、炭屋旅館にて。

Practice! Improve! Study Hard! No Excuse, please ;)

「今後のキャリアについて、僕と取締役、友達向けに資料作って英語でプレゼンしてね。いい練習になるね :) じゃあ10日後に」さらっとそう話すAmerican Indianの彼は、共に高め合える最高のパートナーだ。この言葉を告げられた二ヶ月前の夜はさすがに開いた口が塞がらず唖然としてたけどね(笑)。これまで励んできた彼だからこそ知ってる世界を見たい。少しでも追いついて共感したい。多くの人の役に立てることを一緒にしていきたい。(以下、資料の一部ね)

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さて。帰る家すらも断捨離した、固執するものは何もない。この先のことは決めてないけど不安はない。二ヶ月後どうにでもできるだろう。

いまどんな状況?uncomfort zoneは自分との闘い。

ということで、自分の無力さを常に目の当たりにするという、人生最大のuncomfort zoneに身をおいている。心を粉々に打ち砕かれるため、精神状態は良好とは言いがたい(笑)。ひどいときには頭痛や胃痛、吐き気を伴うし、悪夢を見ては叫び起きたこともあった。二週間弱で涙と唾を飲み込んだ数は数え切れない。が、陰鬱ではなくいたって前向きだ。がっかりはするが恐れはない。

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※Los Cabos/Mexico:「天と地」

大海を知る努力を怠ってはいつまで経っても蛙は井の中でしかいられない。

それでいいのだ。傷つきまくればいい。そしてこれまでの驕りを反省せよ。何もないのに何か持ってると勘違いするな。大海の深遠たるを知らない蛙が井の中で甘んじることはとても怖いことだ。わたしには本当に何もない。人と比べて多いと言われるは、幅広い分野への好奇心と熱量、瞬発力と行動力、決断力/断捨離力くらいなものだ。多くの人を救いたいと思うのなら学が必要である。その点において無力であることは、想っているだけの有限不実行さを表し相反していて不誠実だ。だが、いま無いのならばいまから力をつければいいだけだ。

なぜ苦しみへと向かうのか?

一言で表すと、uncomfort zone/「哀」を克服し続けることで世界/視野を広げたいから。実体験として、「鬱」という名の「自分の弱さ」を受け止め愛し一年越しで乗り越えたことで、自分含め他者の深く傷ついた弱さをも受け止め愛せるようになった。このように体感/経験を通してでしか知ることができない世界がある。たくさんあるということを知ったわたしのVisionである”Empower every person to achieve more”の実現は、個々人の一身独立をもって叶ったといえると考えていて。世の中にはまだまだわたしの知らない世界にいる人がたくさんいる。知らない世界を体験し続け相手への理解を深めることであらゆる人のお力添えをしていきたい。心/志の強い人には言動や体験を通して背中で語り共に分かち合い、弱い人には手を差し伸べながら共に歩んでいきたい。(相変わらずふわっとしているが)

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※Boston/US: 「We are the world」Boston's Orpheum Theatreにて。

いまどんな環境/どんな人と一緒にいるのか?何よりも人間性の学びが深い

どこで何をしていても彼とのコミュニケーションひとつにしても言葉の壁にぶちあたり、言いたいことも伝えられないストレスフルな環境において、多彩な芸術作品と(わたしが勝手に)称している人格者な彼を筆頭に、類友なる彼の素敵な友達から奥ゆかしき人間性を学んでいる。涙が溢れるほど感激するあまり何も口にできなくなることもあった。一挙一動に感心させられ、自分の至らなさを痛感する。胸が痛いよ(笑)。彼らはMITやハーバードなど世界有数の名門校を卒業し学識の深さは言うまでもない上に、なぜこれほどまでに濃ゆい人間性を兼ね備えているのか?

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※Cambridge/US: 「Super Bowl Wiiiiiiiiin !!!」

(いまの)日本では体感できない世界がある

まだ仮説でしかないが、文化や宗教など様々に異なる背景を抱える仲間たちと共に歩んでいく中で、その背景を共に分かち合い/想い、理解やお力添えを試みてきた量と質が濃ゆいからではないだろうか。周りを見渡せば近しい文化で育ち近しい思考を持った日本人だけで構成された日本しか知らなかったわたしには、体感するのにはまだまだ時間を要する広く深い世界。彼に惹かれている一番の理由は、常に自分以外の多くの人々の幸せを願い行動する人間性だ。彼の頭の中にある「自分以外」とわたしの頭の中にあった「自分以外」の幅の差は天と地ほどの差があるだろう。世界を物事を知っている範囲が違いすぎる。学のなさが惨めさを生むことこの上ない。(USで子を産み、育てようと決めた。こどもには多くの人を愛し人想いに行動できる人物になってほしい。母もがんばらないとね)

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※Boston/US:「学問」Boston Public Library

言語の壁?それだけじゃないよね、忘れてはいけない視点

そんな溢れ出る人間性を備えた彼らと共に過ごせる時間はわたしにとって何よりも嬉しいプレゼントだ。だからこそ、彼らのその思考を吸収/共感したくてたまらなくなり、理解を深めるべくコミュニケーションを図ろうと尽力する。 が、その第一歩を築くコミュニケーションすらも英語という壁によって成せないため、その都度心が折れそうになる。それもぼっきぼきに(笑)。さて。勘違いしてはいけないがしやすい視点がある。コミュニケーションを図れないのは英語だけが課題なのか?という問いだ。政治や学問、未来について話をする彼ら。地球規模で考えろとはこのことかと。もし彼らが日本語で同様の話をしていたときに、共に議論できるほどにわたしに知見があるだろうか。答えはわかっている。圧倒的に足りない、その深遠たるは深海のごとく。もっと学びが必要だ。言い聞かせすぎてもう耳が痛い(笑)。

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※Boston/US: 「美」Isabella Stewart Gardner MuseumにてMusic Concertで心をやすめる。

自分を戒めるには覚悟が必要だ、comfort zoneは鈍化を伴う

いまの状況からいちはやく抜け出し、次のステージとも言うべき未開の世界を体感し、また次の次のステージを見たい。もちろん諦めるならいますぐでもできる。自分のcomfort zoneに戻ればいいのだ。でも、覚悟を決めてこの地に来たのだから、苦しみながらも努力し続けるしかない。

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※Los Cabos/Mexico: 「怒りと優しさ」

28歳のわたしはどのような世界/景色をどれだけ体験/体感できるのだろうか?

さて。28歳を客観的に捉えてみる。Bill Gates(61)はMicrosoft Corporationを20歳で、Mark Zuckerberg(32)もFacebookを20歳で、孫正義(59)はソフトバンクグループを24歳で、福澤諭吉は慶應義塾を23歳で創業している。(彼らに共通しているのは、次世代の人を支援する教育を中心とした仕組み(財団など)をつくっている点であり、わたしが成したいことのひとつだ) また最も身近な彼は、起業後間もなくしてForbesの30 Under 30で24歳で選ばれている。尊敬する人たちはみな、はじめの一歩は20代前半以前ということだ。28歳にして何も事を成していないわたしには時間がいくらあっても足りないということだけはわかる。言葉にすると一層ぐさぐさくるね(笑)。

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※Los Cabos/Mexico: 「すべてを包み込む光」

今日の過ごし方で、明日は将来は変わる。時間ほど貴重なものはない。

何よりも大切にしているのは「時間」だ。時間は命そのもの。半年前ウィルス性の病にかかり大病院の救急治療室で横になっていたとき「まだ生きていたい、健康的に」と頬を濡らしながら決意したことで、「生きる=時間」をより重んじるようになった。(その翌日、埋葬方法と散骨方法を決め家族に共有。死に伴う家族の負担に対する不安を消した) ゆえに時間の最有効化を図るべく、毎分毎秒をbest condition(感性もしくは思考が最大活性化する状態)にできるよう、日々の自己実験で調整しcomfort cycleの最適解を追及している。実は二年以上前から行っていることだったが、脳内の引き出しを開け、再意識するようにした。自己マネジメントを成せずして他者マネジメントを成せるわけがない。できたとしても説得力に欠けどこか信頼されないのではないだろうか。

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※Kyoto/Japan:「悟りの窓」源光庵にて。

時間の最有効化。具体的には何をするか?参考までに。

以前に増して、時間の遣い方は濃くなった。以下三点を目にし、めんどくさいことしてるなーという印象を受ける人は多いかと想うが(笑)、いまは無意識下なので煩わしさはない。当初できなかったことを意識し続ける中で、無意識下において習慣化したとき、脳内からメモを削除する。わたしの決して多くない脳内ストレージに常に新しい情報が入りやすくなるよう定期的に断捨離を行っているのだ。

    1. あらゆる非生産的な時間の断舎離。
      何に時間を割いているかをカレンダーに(90分単位でもいいので)記載して認識/自覚する。優先順位の低い時間=削れる時間から削っていく。わたしは髪型を人生で最短にし、服装をSteve Jobsを真似て黒のタートルネックを着まわしている。もちろん髪型にしても服装にしてもひとつひとつは大好きなものにして拘っている。(美容師はアーティストだ。Tokyoでは木村直人さんがおすすめ。10,000円/cutと値は張るがそれ以上の価値がある。San FranciscoならAki, LondonならTakuyaさんがおすすめ) どんな髪型にしようどんな服装にしようと考える時間が惜しい極力減らしたい。逆の発想で、変えたいと想ったときに考えればいい。

    2. 体をつくる根幹となる食と睡眠、運動の質量の調整。本目的は、思考感性の最大化。
      ー 食。常に体を軽くする(※体重云々の話ではない)ことで頭をすっきりさせることが目的。食べているもので体は成る。ベジタリアンになったので、野菜と水(湯)中心に、豆と乳製品、果物、適度な炭水化物を口にする。制限はしない、食べたいものを食べたいときに食べる。最適解を体感して以降、調整通り、自然と3リットル強の水と新鮮なケールを最も体が求めるようになった。London、Paris にいたときは最高潮で一日一食がbestだった。
      ー 睡眠。(連絡などで誰にも手を止められない時間など)集中力が高まる時間帯を長く保つことが目的。21,22時就寝、3,4時起床のjust6時間睡眠が最適解。体が覚えるまで必要な要素を追及したので目覚まし不要。
      ー 運動。トータルワークアウトでも食が9割運動1割と言われているようにまずは食事が大切。わたしは毎朝7時から彼とジムに行くことで体と頭をより軽くするようにしている。(USの朝の早さはわたしにに合う)

    3. 最も興味深い自己実験。
      どの時間に、どのような環境下(天候/場所/音楽/香り/コミュニケーション)において、どのような感情(喜怒哀楽/calm/tension)が芽生え、その中でどのような言動を繰り返した結果、どのような解釈が生まれたか、などをカレンダーやメモに記す。「何をしたか(行動)」ではなく「行動の結果、何を解釈として得たのか」が重要。一日の中でどのような解釈(output)を新たに生むことができたか。自分的に納得の行かない解釈しか導けないときはその過程を改善すべく、何が足りなかったのかなどを見直す。

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※Los Cabos/Mexico:「地平線」 Company Retreatで泊まった部屋。目覚める度に感動した朝焼けと夕焼け。

世界を視野に入れたいなら共通言語が必要だと体感する日々。

では、有効化した時間をどう活用するか。残りのBoston一ヶ月半で英語と初プログラミングを徹底的に学ぶことにした。なぜか?コミュニケーションをとる=相手(の仕事など)を理解する上で共通言語の必要性を感じているからだ。教科書を通して得た認知と体感では大きく異なる。四ヶ月前、New Yorkで「これが違いか」と体感したときの衝撃はいまだに記憶に新しい。それほどに必要性を強く感じるのだ。ということで、最近絶好調な友人真子ちゃんが運営するプログラミング学習サービス"TECH::CAMP"の一ヶ月間のオンラインコースに申し込んだ、楽しみで仕方ない。自分の知見を広げ、覗き見すらできていない世界を覗く中で大海に触れられる蛙となりたい。三年半前、一ヶ月半で体脂肪率を21%から15%に落としたのだから今回も自分に打ち勝てるだろう。胃液が逆流を起こし酸欠状態でふらふらになるまでひとりで追い込める筋トレはいまでは一番の趣味だが、英語も同じレベルで好きになれるといいな。

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※Tokyo/Japan: 「Wall」彼の来日時に紹介した表参道のBARにて。 

固定観念も思考停止もベストを尽くさないのも、自分への諦めだ。

自分に諦めるのは罪深い。なぜなら、自分に諦めはじめると一身独立からかけ離れていき、他者を快く応援することも手助けする心持ちも持てない、ましてや国を想う気持ちも持つことはむずかしいだろう。また、大海を知らず井の中の蛙でいるにもかかわらず視野を広げようとしないのは罪深い。想っているふりだけで行動しないのも罪深い。こうなったときの自分がこの世で一番きらいだ。これまでお世話になった日本に貢献すべく国力増加もしくは増加への道を拓く何かになりたい。いまのところ、体験を背中で伝えていくことしか思いついていないが。そのためにも事を成さないとね。

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※Frankfurt/Germany:「繋がり」

これまでの人生も、何もできない自分なりにuncomfort zoneを乗り越えてcomfortにしてきた。その結果、いまのステージ/uncomfortと向き合うことができている。いままでの経験が無ければこのuncomfortを認知することもできなければ認知しても直視することすらできなかっただろう。ようやくこのレベルのuncomfortを自分事化できるようになったことが嬉しい。これからはcomfort zoneに入ったと感じたら抜け出せるよう仕組み化していく。場所というよりは時間を共にする人がいかに重要か、そんなことが体感としてわかった日だった。来月どんな表情をしているのか楽しみ。来年は想像つかないね。今日の過ごし方で、明日は将来は変わる。いまできていないことへの後悔を次のステップへの後押しに変えていこう。No Excuse, please :) あー、ハーバード大に入って彼のような共に戦える仲間をつくり世界を救っていきたい。

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最後に。帰国時から背中を押し続けてくれたDaiさんに心から感謝をお伝えしたい。あなたがいたから歩めた。そして、愛するみんなへ。いつも笑顔をありがとう、何度も救われた。いつでも相談しておいで。hugするように包み込んで笑顔にする自信はあるよ。大丈夫、蛙のわたしにできてあなたにできないことは何ひとつない。断言できるよ。またみんなに会いに行くね、サードプレイスならぬセカンドプレイスへ。近況報告楽しみにしてるよ♡ Happy Anniversary! ちゃお!